ありがたいことに下記にある「Substack版の退職エントリー」はそれなりに読まれまして、あれこれと連絡もいただきました。誠にありがとうございました。
今週から通常運用でいきたいと思います。皆様よろしくお願い致します。
今週のピックアップ
https://www.advertimes.com/20230911/article432104/
なんか界隈であんまり話題になってる気がしないんですが、どうでしょうか。そんなにみなさま長けているんでしょうかね。
<2>事業部長がインフルエンサーKenneyさんとの会食で「あなたのSNSでの影響力を知りたいと思っている」と発言した。Kenneyさんは仕事が欲しいと思い、後日Bチューハイを自分で購入し、投稿した場合
→事業者の表示である
このあたりとか、少なくともソーシャルネットワーク上でなんらかのアカウントを持ってる場合は法人個人にかかわらず気にすべき話ですよ。もちろん何一つ言及しなければ完全に安心ですけど。今一度、復習も含めて「ステマ規制」は確認すべき事項だと思います。お仕事でメディアビジネスに関わるのであれば。
2023年9月11日〜9月17日の徒然
1.iPhone15発売
ヨレヨレの帯番組ポッドキャストでも話しましたが、今回はiPhone15Proを買うつもり、、、とか言っておきながら、結局iPhone15ProMaxにしました。硬いは正義、軽いも正義で、今までは小さいも正義だったんですが、さすがに加齢により若干の老眼進行が最近無視できないレベルでして💦、あと、無印とMaxの価格差が1万、それであればiPhone13Proの下取り価格考えればまあみたいなお値段になったので、Max化しました。
カメラについては毎度コンデジと迷うんですが結局便利に収斂されてスマホで撮りまくることを考えれば、性能が一番いいのを買っておけばという話ですね、はい。
とはいえ、2年ぐらい前まで必ず発売日に購入!という熱量まではなく、11月初旬に到着予定です。
個人的にはもう機能としては必要十分で、乗り換え前提でケースやら保護フィルムとか付けて運用すればかなと思う次第です。少なくともハイエンドスマホはiPhoneに限らずそういう世界感になったと認識すべきで。
2.Apple Watchから心房細動の通知が来た
2021年1月から厚生労働省の認可を受けてApple Watchが心房細動の兆候を検出できるようになったんですが、まさか当事者になるとはね、と。
https://support.apple.com/ja-jp/guide/watch/apde39f5426c/watchos
前からApple Watchは時間を計る器具ではなくて、自分の身体のモニタリング用と考えてただけに、考えは合ってたと思いつつ、検査にいかなければな〜と。
や、仕事もプライベートも健康が資本ですよ。この手のセルフモニタリングに投資は惜しまない考えで、なにか学びがあればこのニュースレターで引き続きレポートします。
3.ただ単に接触時間で図るのは意味がない
生活者が「テレビを見る」で想起するものは?〜メディア環境研究所「メディア定点調査2023」レポート
メディア総接触時間は結果でしかなくて、そこに至るまでどんなコミュニケーション、どんな行動量があるかが大事なんですよ。テレビは付けるまでチャンネル選ぶまでが能動で、あとは受動態。パソコンなんて、電源入れてブラウザ立ち上げてブックマークとか検索でたどり着くまでの能動がどれだけ多いか。かつ、ページ移動も全部能動なんですよ。情報収集の能動コストが高い。
でも能動のコストを払ってまで、情報を取りにいく、選んでいる、ここがポイントなんですよ。もし世代でわけるとするならば。
外出中や食事中、入浴中も… 「四六時中スクリーンに触れている」生活者
ネガティブとらえるか、ポジティブにとらえるか、いや、これ能動的に情報に触れにいく証拠ですよ。記事はテレビベースな観点強いですが、そうではなく、デジタルベースになったときユーザの能動にどう応えるか。
辞書的な情報を渡すだけならヒトが介在する必要はなく、そのヒトならでは、そのコトならではの打ち返しができるか否かがとても大事。それができて初めてメディアビジネスですね。
4.コンテンツ作る前の準備の大切さ
https://note.com/kyodonews_osaka/n/n79d4c04a967b
(SubStackはURLでの埋め込み、なんとかする気はないのかな。。。)
今回は、地上と高所から2人のカメラマンで撮影することに決まりました。
14日の数日前から、先輩が「ロケハン」に動き、戎橋を見下ろせるとある場所に目星を付け、撮影許可も取りました。
この写真の結果としてこの準備なければ撮れてないわけで。
最近、コンテンツの作り方あれこれでもアドバイスすることもあったりするんですが、この準備が大事で。スーパープロはもう身に準備が染みついているので、準備と意識すること無く出来ちゃうんですが、スーパーじゃないとしたら、毎度とは言わなくてもやはり準備がいるわけで。それが如実に現れた結果かと。
5.ポッドキャスト、将来ビジネスになるの?
主体的にやったことはないですが、デジタルメディアビジネスの一環ではありますので、持ちうる知識の中で書いてはみます。
プログラマティック広告でいったとき、まずもって日本で再生単価があがるのか? 1再生1円とかで、月10万再生で10万円。この目はなくもないとは思うんです。どういう再生単価になるか次第ですが、個人で稼いでいるヒトがプロジェクトの一環としてやるぶんには稼動コスト比考えてまあなんとか? ただ、これが会社単位でやったときでいうと、どうかで。伝え手たるプラットフォーマーはなんとかなりそうですが、作り手としてのパブリッシャーレベルではどうかな。いやもちろん、現状のラジオ制作費その他で考えていけなくもないレベルかもしれないけど。
Voicy法人向けソリューションの流通総額、過去3年で3倍に成長。
「Voicy Branding Program」のプランのひとつであるチャンネルスポンサーでは、放送のたびにパーソナリティが自らの声で企業やサービスを紹介するスポンサーコールを導入します。リスナーへの調査によると、リスナーの95%以上が半年前のスポンサーについて覚えていると回答、記憶が定着していることがわかりました。
となるとやはり企画広告。ある程度親和性が存在することが前提のユーザ群に対してのエンゲージの積み重ねには効きそう。その積み重ねに関してのスポンサードということで企画費が出れば、再生あたりの単価は高くなるでしょうね(Voicyがどれぐらいでやってるかは存じてませんが)。
ただ、そもそも既存するヒトのインフルエンスが前提にはなる。作り手たるヒトとスポンサーのマッチングが、プログラマティックではなく企画でやらんと、、、となると、そもそもそのスポンサーが出したいと思える領域前提になる。そこが難しいところ。
例えば、メディアビジネスでのトーク番組を一つ私はもってますし、その受け手の濃さには自信ありますが、だからといってなにがスポンサーにつくかというと、それはさっぱり想像がつかない笑。いや、真剣に考えたことはないから、企画すればなにかはひねり出せそうですが、そこの営業コストやら企画自体の稼動コストを考えるとね〜で。
ABCラジオ ポッドキャスト配信強化「将来的に主流になるのではないか」
自分も主流にはなると思いますよ。Radikoの地域制限の意味のなさはありますしね。とっととSTVのリクエストプラザはSpotifyのMusic+Talkで作ればいいのに。
FM COCOLOとこんな感じで組んだ番組ありますしね。
ただ、いわゆるAMラジオっぽいのにプログラマティック広告つけてなんとかは事業社レベルだと想像はつきにくい。可能性がゼロとは言わないけど。
リスナー&広告拡大 オールナイトニッポンが示すラジオの可能性
これでいうとコトとしての「オールナイトニッポン」のコンテキストができあがってるからとも言えるわけで。それに耐えうるコンテキストを持つ番組が果たしていくつあるかというとだし、枠売りではなく企画売りで捌ける営業がどれだけいるかという属人的な話も出てきちゃう。ま、これは、現行のデジタルメディアでも大いなる課題ではありますけど。
どの立ち位置で結局ビジネスになるかどうかは変わるんだけど、ポッドキャスト単体でやるならば、広告でやる限り、ある程度のセグメントと広告企画力は必要になるとは思います。
ま、一度どこかで自分自身としても主体的にビジネスとしてチャレンジはしてみたいですけどね。
編集後記
Xでこんなポストをしておりました。
独立して困ったことがあるとすれば、表に書けない適当なことを書く場。思えばずっと会社のオンラインコミュニティで書き倒してきたからなあ。 そういう場、なくもないんだけど、やっぱDiscordサーバ立ち上げるかあ。誰か雑談のお相手してくれるものだろうか汗笑。
というわけで、作りました。ワタクシの個人プロジェクト「MagicalFactory」のサーバにいらっしゃいませということで。
運用しながらあれこれ考えていきます。
今週の「Spotifyには存在せず、YouTubeに公式であがってるMV」から一曲。前回ハロプロ紹介して、そういえば同じくアップフロントで紹介しなきゃいけないアーティストいるでしょうということで、KANさんです。配信解禁してない系アーティストの1人で未だに「愛は勝つ」がないですからね。YouTubeに公式チャンネルはあるもの、フルで聴けるのはこの1曲だけ。もったいないですなあ。
X: 松浦シゲキ
プロフィールその他あれこれはnotionまとめからどうぞ