その昔は旅に出る旅にやたらめったら写真を撮ってたんですが、最近そうでもなく。振り返ってみて考えてみると、自分はコンデジぐらいがちょうどいいのだな、と。もちろんスマホを使えばコンデジレベルなんて全然フォローできるんですが、どうも写真だけは専用機で撮りたいというなにかしらの思いが脳の中にあるっぽい。
そうするとコンデジじゃないでしょう〜とレンズ交換式に手を出し始めるのですが、今度は重たくて機能しない(苦笑)。過去何度かチャレンジして、今はSIGMA fpを持っているのですが、使いこなせているとは言い難い。
過去、一番あれこれ撮れていたのはSONYのRX100(初代)だったなあ、と。今一度買い直そうか、と、もしくは二番目にあれこれやれてたRICHOのGR IIIかねえと迷い中です。
今週のハイライト
山本一郎さんのオンラインサロン「漆黒と灯火(今は新規参加者募集してないみたいですが)」で2時間の対談をしてきました。山本さん自体の存在を知ったのはそりゃ同世代、もう20年近く前ですし、お話自体は10年ぐらい前からあれこれとする関係です。とはいえ、そんなに頻繁ではないですが。ただ、先日、同世代飲みみたいな機会もありましてその際に「オンラインサロンイベントどうですか」とお声がけいただいた次第です。
それなりのお値段がする有料サロンなので内容の詳細を言及するのは差し控えますが、デジタルメディア論は楽しかったですね。最近あれこれ書かれているNHK論(NHK関連の記事を書くとやってくる関係者からの程度の低いクレームについて)とか面白かったです。近しいところに身を置きながら、とはいえ容赦なくぶっ放すのは自分には出来ないですが(苦笑)、でも、放送村やら新聞界隈は自分もお世話になりつつも、ここ最近のあれこれで言いたいことはあるので、ある程度言及してきた次第です。
雑に言えば、年功序列の宿痾ですね。これなら当たり外れはでかいけど親族経営のほうが遙かにマシ事案かなーと。
2023年8月14日〜8月20日の徒然
1.目的達成のためのコミュニケーション戦術は持ってるアセットでそれぞれ
https://finders.me/articles.php?id=3863
コミュニケーション戦術で「やれソーシャルが」「やれサーチが」って話をするんですが、その前に「ブランドとしてファンが可視化できているんですか?」ってことも話をします。もちろん一朝一夕に出来るもんではないんですが、もしあるんだったらそれを活かしましょうとね。そのほうがソーシャル策もサーチ策も楽だもの。
能動的に探しにきちゃうユーザなんですよ。そしたらナイショなんだけどね〜みたいなおじさんのヘラヘラしたコミュニケーションでも蓋開けたくなるじゃないですか。つまりはそういうこと。
まあ、蓋開けた1人ですけれども。
2.コミュニケーション量の重視自体はそりゃそうだ、で
なんかこう書くと反発くらうかもだけど、「昔はよかったね」で専門サービスが書くなよと古巣に言いたい。ブルドーザーのように強制的に均して進めちゃう賛否はあるし、その事自体は自分も否側ではあるけれども、これからのソーシャルコミュニケーションにおいて一対多的な側面もあった発信が多対多に近づけるべきだし、プラットフォーム内でコンテンツまで完結もプラットフォーム側からみればそりゃそうだ、で。そこに乗らないパブリッシャーは知らん、乗ってくれるパブリッシャーと個人を優遇するのはあれこれあるけど戦術としては至極正しい。
3.作り手たるプラットフォームは作り手を取り込みにかかっていく
8月15日のヤフトピ。一番上は媒体だけど、2番目以降「Yahoo!天気防災」「Yahoo!路線情報」「Yahoo!リアルタイム検索」。もとよりテキストニュースだけのアグリゲーターと宣言しているわけではない。ここにYahoo!ニュース個人がさらに猛威を振るうし、なんだったらまとめもやり出す。
共同通信のテキストと写真を元にまとめ動画を作ってるんですよ。やってることはラジオのニュースと一緒。どんどん自前主義になりますよ。だって、広告費レベニューシェアしなくていいですからね。伝え手が作り手を兼ねるようになるんです。
だからこそ現状の作り手は、伝え手を利用しつつ、伝え手以上のブランドをもって直接受け手たるユーザと繋がらないといけないのです。
4.伝え手上で作り手を取り込んで完結する例
言うてMOLTS…!!! のフォロワー数は200ちょっと。それでも2.4万imp。
そういうことですよ。最近、X(Twitter)上だけで完結するのが増えてきました。トラフィックバックがない? そういうことじゃないですよ、と。
5.プラットフォームの戦術は量
https://animeanime.jp/article/2023/08/17/79316.html
独占することが重要ではなく、より多くのタイトルがあり新作は全て揃っている、これがアニメファンにとって一番うれしいことだと思うんです。
これね。全て揃った上で、オリジナル。
その上で、DMM TVもU-NEXTもFODもそうなんだけど、エンタメコンテンツのシームレスな体験がこれからの勝負で。テキストとか動画とか言ってる場合じゃない。
ワンコンテンツ・マルチユースという考え方で、DMMの多彩なサービス内でどう広げていくかは重要です。ランディングページがあって、アニメをここで観られて、雑誌や単行本がここで買えるよとか、オンラインくじができたりとか、原作者のサイン入り色紙をプレゼントするような企画を立てたり、1つのコンテンツをみなさんでとことん楽しんでもらえるように考えながら運営しています。
これはまだ外資できないから、これが国産プラットフォームの生きる道でしょう。
編集後記
暑すぎて嫌になりますね。屋外の楽しさはありますが、30℃以下の空間しかもういかないと決めました。年齢も重ねるとね、肉体負荷考えちゃいますよ。
そうそう、所属クイズサークルでやった招待大会のレポートがあがりました。ご覧ください。で、自分のソーシャルアカウントも、9月からはX(旧Twitter)についてはお仕事専門にしようかと思ってます。雑多に呟くのが好きなんですが、それは他(Threads/Instagram/BlueSky)で。個人で生きてくってなるとある程度専門性のリーチを取らないとね〜で。
今週の「Spotifyには存在せず、YouTubeに公式であがってるMV」から一曲。ハロプロというか、アップフロントというグループは一切配信に出さず、YouTubeというプラットフォームに全て集約するという戦術をとってるんですが(ワタクシ、中の偉いヒトからも直接訊きました)だったら、過去のMVとかももっともっと出そうよと思ってたら先日大公開されました。どれかなーではあるんですが、個人的にもうちょっと活動をみたかった「太陽とシスコムーン」からガタメキラをお届けします。
Twitter : 松浦シゲキ
プロフィールはnotionまとめからどうぞ