今週のハイライト
おお、SubStackのNoteはキレイに埋め込める(当たり前だ)。
先週分のニュースレターで「夏風邪で死亡してた」みたいなことを書いてましたが、その最中、体調が少しだけいいタイミングでお話を聞きに言ったら叱咤激励されまして、ええ。
もっと言うとですね、デジタルメディアネイティブ族として年齢が上のヒトがいないんですよね。いわゆる73世代の人々が第1世代(わたくしは74世代しかも浪人しているから75世代気味)。もちろんそれより上の年齢の方もいるんですが、基本的になにかしら別の業界から移ってきたということもあって、わたくしほとんど先輩がいない環境で育っており。だから、たまーに、ホントにごくたまーになんですが、年上のヒトからすると生意気なところあるらしいですよ!
とはいえ、この同じデジタルメディアの業界にいる先輩方はさすがに増えまして、ちょいちょいお話を聞きに行くようにしているんですよ、これが。で、冒頭の叱咤激励。
ま、いろいろ考えてることが地道に進行中ということもありますので、ご期待くださいませ。
2023年6月19日〜6月23日の徒然
1.Pixel Foldどうするよ
予約発売が開始しましたね! 現在iPhoneとNothing(1)の2台持ちですが、新しい情報インプットの体験ということで折りたたみスマホはそのうちゲットしたいなあと思ってました。ただ、25万。いや、下取りやらクーポンやらなんやらで20万ギリ切ってゲットはできるんですが、うーむ。
金利がかからぬ分割という手でいこうかなあと思ったらいまシステムトラブルみたいで使えず。現時点でまだ迷い中です。
2.フローコンテンツは無料で
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00062/061600045/
いま、新聞系コンテンツが有料化の方向に舵を切ってますが、結局放送系フローコンテンツが無料で読める限り、有料の便益なんか伝わらないと思いますよ。その上で、3時間経っても意味ある準フローコンテンツだったらまだ課金コンテンツとして有用てのはわかります。
結局、何を持って課金しているのかという、受け手たるユーザの便益をどこまできっちり定性的に語れるのか。「クオリティ高いですよ」ってのは、作り手の主観じゃないですか。受け手に「クオリティ高い」って思わせるなにかはなんだと思ってるんだというね。
3.オープンディスカッションなんて幻想だ
話の元になっている「電柱広告のキャッチコピーに関するお詫びとご報告」については元記事をご確認ください。オープンな空間で意味不明なこじれ方しない。大人ってこういうこと。つまるところ、オープンな空間におけるTwitterとかコメント欄で議論なんてキレイに閉じるわけがない。
Twitterやコメント欄に出たタイミングである程度コンテキストは切り刻まれ、コンテンツだけがやりとりされる状況。そういう意味で、コンテキストの前提がなければ、ローでもハイでもないわけですよ。議論のスキルが参加者全員高くないといけませんって。それは自分だって無理だ。
4.ホワイトペーパーで語るべきストーリーとは
チームの一員として関わってるT&T、最新バージョンが出ました。ワタクシ役割的にホワイトペーパーの校閲的な立ち位置で関わっております。
我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか
これに限らず、自分の関わるプロダクト/サービスにおいて「もちうるストーリーを出してください」ということを心がけてます。なんだったらエモーショナルに。ワタクシのメディアコミュニケーション方法論の一つにブランドコミュニケーションがあるのですが、楽なのはヒトを起因としたブランドコミュニケーションなんですよね。誰がやっているか。その誰であれやこれや担保されてれば楽。でもね、その賞味期限は短く、またヒューマントラブルも多い。コトとしてのブランドストーリーがありますか? 難しくともヒトの魅力に勝てないとですよ、みたいな言い方してます。
ポスト生成AI時代にブロックチェーンでサービスを提供するということ
これが「おわりにかえて」で出てくるプロダクトだからこそ、自分は関わっているのです。
5.伝え手たるプラットフォームが作り手を選ぶようになるよ
https://jp.reuters.com/article/canada-media-meta-idJPKBN2Y81QY
伝え手からみれば、多種多様な作り手がいるなかで何故ニュースの作り手だけに対価を払うのかって話になり、ニュースの作り手からすれば、その伝え手がもつ情報発信経路は魅力なんだけど、その経路でビジネスしているのは自分たちのコンテンツがあるからだろうという思い。
そうなると、ゲームプラットフォームみたいに伝え手が作り手を選ぶようになるでしょうな、質の担保で。上位2,3社にするか、それとも作り手自体を他の伝え手に出さないように囲い込むか。
のほほんとしている場合でなく、伝え手たるGoogleだってそう考えてもおかしくない。誠実にやらないとってのが求められるようになりますな。
編集後記
いろいろ風邪で吹っ飛ばしたとはいえ、今週のハイライトにあるように「体調が少しだけいいタイミング」でも、フィジカルコミュニケーションを取りにいかなきゃならないほとんど個人事業主。ま、ノンアルであればなんとかね。
今週は野球観戦に行く予定です。
Twitter : 松浦シゲキ
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