2023年6月1週の独り言
今週のハイライト
今週のハイライトかあ。結構自分の人生、細かくステップ踏んで考えるタイプでして、それがアウトプットとして結実すると、2011年から2014年まで30代後半にして4年連続転職するということもありました。その細かくってどれくらいといえば3ヶ月ごと? どうなんだろう、わりと多いのかな。
なんにせよ、6月はその思考を強める月間になりそうです。答えはそうだなまた3ヶ月後にでも。
2023年5月29日〜6月4日の徒然
1.「読了率って大事ですか」
所属会社でディレクションしているTwitterスペース「教えてMOLTS RADIO」の3回目。toB視点からのお話ですが、toC視点として自分は司会担当なのに、ちょっとしゃべっちゃった。
ほんと目的をどこに置くか次第で。メディアトータルでみれば可処分時間の奪い合いなので、極端な話、読んでる最中にリンククリックしてサイト内のページに遷移してもらう分には構わない側面もある。これがCVRだったりとかすると、それこそ別に読み切らなくても途中で購入してみたい、加入してみたいとなったらそれでいいじゃないですかという視点。
ただ、ここで書き手を置き去りにしちゃうのはね。定量的には正しいんだけど、読み切っていただくことでの態度変容も忘れずに。
2.NHKの役割とは
いつも言っていることですが、動画だろうが、テキストだろうが、ラジオだろうが、伝書鳩だろうが、糸電話だろうが、何でも使うべきなのです。そして、それは災害報道だけに限りません。守るべき命は遍在し、それぞれのテーマ、それぞれの送り先に最適な伝え方で「届け切る」ことを考えるべきなのです。
いまさら私から言うまでもありませんが、「良質な情報を誰にでも等しく送り届ける」という目的のため、多くの負担=受信料を強いている人たちへの説明もつかなくなります。
https://note.com/slownewsjp/n/n6157ecb3a18d
元同僚が前から言っていて、常々共感する点がここ。NHKという非常に特殊なビジネスモデルだからこそ、インフラ担保して伝えきってください。「伝え手」を担保してください。そうすれば多くの「作り手」が使えます。しかも低価格で。かつ、外資のビジネスに乗らなくて済みます。
民業圧迫は本当に意味がわからなくて、そんなんで圧迫される民業とはそもそもビジネスモデルが成り立ってないだけじゃないかとここは強めに言います。
・NHK、TV/スマホ/PCでも動作する視聴アプリ。民放/メーカーと技術検証へ
テレビアプリ出しましょうよ。ABEMAのUI/UXで地上波、BSも含めて全部観られるならそれに越したことはないです。通信コストはNHKが全部持ってください。そうしたら、まだまだマス的な伝え方は担保できると思いますよ。
3.受け手が自由に価格を選べることの意味
ニュースレターメディアプラットフォーム「theLetter」は、読者が自由にサブスク価格を決められる「価格自由サブスク」機能を試験的に提供開始します。
これSubstackでも導入してくれないかな。
個人フレームワークの話で大変恐縮なんですが、基本的にお値段はプラットフォーム「伝え手」側に決定権があって、実のところ「作り手」にはない。「作り手」が決めているようにはみえますが、このSubstackだって選択はできるけどってことでもありますからね。それでいうと、この「伝え手」側に決定権があるからこそ、「受け手」に自由に価格を選ばせることができるわけで。そう、ここでも主語的には「伝え手」が決めたからこそなんですよ。
これとても上手いなあ、と。願わくば「theLetter」は「伝え手」として「作り手」と「受け手」のマッチングをはやくやって欲しい。タイムライン作って欲しい。それができてからこそ「作り手」の価値がより可視化され、「受け手」として納得を持って自由にお値段を付けることができるのだから。
4.企業文化をデザインする
https://www.amazon.co.jp/dp/4534060203
スマートニュースで同僚だった冨田さんが本を出しました😊
で、まだ読んでいる途上なので感想はまた後でなんですが、転職多い人生としてこの企業文化はとても仕事をする上で大事にしているポイント。結果として在籍が長かった2社、ライブドアは6年半、スマートニュースは8年、在籍理由の一つには企業文化が影響していたのは間違いないと思います。
言語化し難いんですが、読み進めている中でうんうんと頷くポイントありました。
どんなことがあろうと、私たちは競争相手の足を引っ張るようなことはしない。
これは、ニュースアプリ競争における社内向けの〝スポーツマンシップ宣誓〟でした。
こういうの、ホント大事。
5.本は出してみたい
そして「それでもメディアは面白い」の相方comugiも本を出すのですよ。そのPodcastを今週出して、Substackでも入れていました。Substackだけじゃなくて、noteやTwitterでも試してみた、そう「伝え手」はフル活用ですよ。
でね、Podcast中でも触れてますが、「本はパブリックに評価を受ける」。これなあ。ワタクシ、過去に出版を何度か失敗しているんですよねえ💦。「デジタル時代の働き方」みたいなのとか「デジタルメディアの考え方」的なの。前者はそこまでロジカルですかだし、後者はそもそも対象ユーザが少ないとか。ううむ、書籍流通という「伝え手」視点で考えるとねえ。わかるんだけど、やり方次第ではと「伝え方」専門家としては思うところもあり。
いま、あれこれデジタルメディアのフレームワークを固めてるんで、それはまあ、どこかでまとめて出すとして(受け手と流通あれこれ考えて、伝え手としてのnoteかなあ)、それを元にしてなんとかってのは、はい、下期の目標かな。
編集後記
「お仕事において年齢関係ある?」という考えのもとプロフィール上、生年月日は出さないと決めてますが、とはいえ、そのお仕事をする基本の一つ、肉体年齢的には40代残り1年未満なわけで(精神年齢は問題ないと自分は思ってる😁)。
2年ぐらい週3でセミパーソナルトレーニングをして稼動エンジンの出力を常に保ち(代謝)、肉体的なインプット(食事)を常に見直しつつみたいな感じで、中肉中背を維持はしています。体脂肪率が20%なんで、もうちょい絞ってもいいんじゃないかなあと思いつつ、ガリガリよりちょっとエネルギー蓄えているほうがいいらしいですしね。
いや、何を書きたいかというと、こうやって書くことで、別に俳優みたいに痩せなくていいんだぞ、って言い聞かせてるんです。って、なんだそれは。
Twitter : 松浦シゲキ
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