2023年5月3週の独り言
今週のハイライト
「燕三条NFT 匠の守護者」の第1弾「建国のプレリュード」無事2023/05/18リリースと相成りました。こういう感じでリリース日が明示されたプロジェクト、関わったのいつ以来だろう? 現状プロジェクト単位で働いているとはいえ、短期は既存のプロジェクト改善とかが多いので、結構嬉しかったり。もちろん、極個人的には反省すべきポイントもありますが、ひとまずはということで。
地域系のプロジェクトにかつてお仕事でいくつか関わった身からすると、今回は想像以上にスムーズで。細かい差異その他はあるのかもしれないし、そうはいってもエリア的にビジネス強いとかあるとは思いますが、結局、変化を恐れず前に進めることが大事という身も蓋もない話。いろいろと希望が持てました。
2023年5月16日〜21日の徒然
1. #教えてMOLTS RADIO「SEO業者にだまされた話」について語る
https://twitter.com/i/spaces/1rmxPkeWYrmJN?s=20
所属会社のアカウントで展開中の「 #教えてMOLTS RADIO」第2回を行いました。ワタクシ司会担当でした。詳しくは聴いていただければですが、しょうもない昔話をすると、リンク、買ってたねえ(苦笑)。もちろん今はダメですよ。とにかく受け手の課題解決できてますか、と。サーチコミュニケーションは「受け手(ユーザ)が能動的に伝え手(プラットホーム)を通じて作り手から情報(コンテンツ)を取得する」です。真摯にコミュニケーションしましょ。
2.週刊少年ジャンプがKindleでも売り始めた話
よく見たら合併号から売り始めてますね。つい先日U-NEXTでも配信開始してましたが。
ワタクシフレームワークでいうと、作り手はとにかく伝え手の流通に適した形で受け手とコミュニケーションすること。週刊少年ジャンプがKindle通じてなのはやらない理由がないですね、と。
ただ、個人的に思うのは「週刊少年ジャンプ」というパッケージが最適かどうか。電子がいいところは「読み飛ばし」が出来ることなんですが、これが週刊少年漫画誌との食い合わせが悪い。紙のパッケージだと、他にも食指が伸びやすいですが、電子版はまあ伸びにくいと思うんですが、どうなんですかね? ここらへん、検証とかしてそうですが。
個人的には週刊の話売りやってもそれなりに売れそう。呪術廻戦の最新回だけ、200円でKindleで毎週売ってくれればそれはそれで本誌買わずにそっち買いますけどね(単行本ももちろん買います)。
3.Innovation Nippon「わが国における誹謗中傷の実態調査」「ジャーナリストへの誹謗中傷の実態」
Innovation Nipponは、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM) が、グーグル合同会社のサポートを受けて2013年に立ち上げた研究プロジェクトです。情報通信技術(IT)を通じて日本におけるイノベーションを促進することを目的とし、法制度や、産業振興・規制緩和等の政策、ビジネス慣行などに関する産学連携の実証的なプロジェクトを行い、関係機関の政策企画・判断に役立ていただくための提言などを行っています。
2022年度は、大きく分けて「誹謗中傷」と「偽・誤情報及び陰謀論」という2つのテーマで調査研究を行いました。その内、誹謗中傷に関連する「わが国における誹謗中傷の実態調査」と「ジャーナリストへの誹謗中傷の実態」の2つの調査研究報告書を公表しました。
https://www.glocom.ac.jp/activities/project/8806
こういうニュースレターだから書きますが、個人的には腹落ちしてなくて。あ、ええと、「ジャーナリストへの誹謗中傷の実態」ね。コミュニケーションの出発点はどこだろう、と。身に覚えもないならそれはいけないけど、発信したという事実に対するマイナスのリアクションはどんな発信に対してもありますよ。マイナスのリアクションを受けにくい発信もまた身につけてからだと思うんですけどね。これもメディアリテラシーの一環で。全てがリアクション側に責任がいくのも、うーむ。
4.生成AIによる報道コンテンツ利用をめぐる見解 一般社団法人日本新聞協会
https://www.pressnet.or.jp/statement/20230517.pdf
懸念があるから政府がなんとかしてちょうだいなというアピールですが、むしろ利用するほうに舵を切るべきだと思うんですけどね。いい学習データ揃ってるんだし。
5.YouTube、「スキップできない30秒広告」導入
30秒広告は、登録者数や視聴数などが多く、かつ有害なコンテンツを配信していない上位5%の優良チャンネルに配信されるコネクテッドテレビ向け予約型広告「YouTube Select」に導入される。YouTube Selectはすでにその70%以上がテレビで表示されていることからも、既存の仕組みを利用しながら相性の良い方法でスムーズに配信できるとしている。
https://www.phileweb.com/news/hobby/202305/18/6417.html
なので、全部が全部ってわけじゃなくね。20インチ以上のディスプレイで流れる際ぐらいに置き換えておいてもいいかな。
ディスプレイサイズがあがればあがるほど受け手たるユーザは受動になっていくんですよ。映画館なんで受動の極み。だから、映画が始まる前に何本も長い広告を見せられる。手元でスキップできちゃうとストレス溜まりますからね。ある意味、そこを見越してのコミュニケーションで上手いなあ、と。
6.Twitter Blueユーザーは2時間までの動画アップロードが可能に
伝え手たるTwitter。そりゃテキストだけじゃなくて、音声も動画も全部伝えられるようにするのはそりゃそうだね、って話。ただ、フローの体験が強いので、3日ぐらいで腐っちゃう系のコンテンツのほうがいいでしょうね。ニュースとスポーツが相性いいと思うんだよね。
ワタクシが好きな競馬とかはフジテレビ競馬アカウントですぐレース映像流しちゃう。競馬は長くても5分以内だからね。2時間で言うならば、その時間内に終わらせられる競技はもれなく流しちゃっていいのでは。編集映像とかはむしろ伝え手YouTubeのほうでやればいいと思いますしね。
ニュース、いち早くやるのどこかなあ。独立局とかやっちゃえばいいのに。
7.GPTを活用し海外ニュース記事を要約して紹介
こういうのSubStackで言及するのがあってるんだろうね〜伝え手としては実に正しいけど、作り手にリスペクトをもってやりましょうの1点。で、ちょいちょい見てはいるんですが、取り扱うメディアはホワイトリストっぽくて、かつ、日本語版が存在してない媒体を選んでるっぽいですな。いやでもだからいいって話じゃないですけどね。
かつて、とある外資メディアの日本版をスタートする際に、勝手に翻訳して記事化してたところと全部話して辞めさせたな、そういえば。
8.NHK、受信料は「組織運営のための特殊な負担金。視聴の対価ではない」
受信料の性格は、NHKという組織を維持運営するための“特殊な負担金”(1964年、郵政省の有識者会議の答申で定義された)。そのため、一般の動画配信サービスのような、番組を視聴するために支払う“視聴の対価”とは性格が異なる。したがって「見ないから受信料を払う必要はない、ということにはあたらない」という考え方だ。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1501719.html
この件についてはだったら負担金という表現に改めて、あまねく放送波のインフラ確保、ここでいうインフラは民間が全て少々の利用料を含めて使える共同インフラ。テレビもラジオも担保してください、と。さすれば放送波ビジネスの負担が幾分楽になりますし、多様性の担保もできますしね。
現在のNHKが作られたのは1950年。“全国にあまねく放送を普及させ、豊かで良い番組による放送を行なうこと”などを目的に、放送法に基づいて設立された特殊法人となっている。
当時は伝え手としての手段が「放送」のみだったけど、今や伝え手はインターネットのおかげでバリエーションも増えました。公共の使命でいえば、手段はなんでもいいんですよ。伝書鳩でもいい。前記は冗談にしても、雑誌だってやってるじゃないですか。追加料金僅かで得られるようにしてくださいな。
そして作り手としては、こちらもあまねく誰でも生成物を使えるようにしてください。通信社的な役目もお願いします。それならば負担金でよいかと。
編集後記
先週に引き続き「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」で時間を溶かしてますが、前作と世界は同じだけど別物だね。ゲームの根本である「判断」の要素に加えて「創作」の要素がとても強い。「創作力」が問われる。これが自分は弱くてなあ(苦笑)。もちろんこれまでの「判断」でもゲームはクリアできるとは思うんですが。昔からもちろん「創作」なゲームもありましたが、ここまで「判断」と「創作」を組み合わせたゲームをやるのは初めて。楽しんでます。
Twitter : 松浦シゲキ
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