2023年5月1週の独り言
はじめに
Weekly Update的にちゃんとSubstackでアウトプットしていこうかと思います。カレンダーにも更新時間を入れた! 「独り言」と言っても、メディアコミュニケーションプランナーとして考え方のアウトプット、伝え手としての自分をちゃんと出すということで、9つの話題をピックアップしていきます。
# 受け手、伝え手、作り手のフレームワーク話はそのうちちゃんと書きます
# ブランド、サーチ、ソーシャル、それぞれのコミュニケーションのフレームワークについても、はい💦
2023年5月1日〜7日の徒然
1.PayPayカード以外の「クレジットカード決済」廃止 キャリア決済チャージに「手数料」導入(月1回のみ無料)
PayPayカードが発行するクレジットカード以外での「クレジットカード決済」を廃止する他、「ソフトバンクまとめて支払い」「ワイモバイルまとめて支払い」での残高チャージに2.5%の手数料を導入
上記の話自体はそれほど個人としては影響ないのですが、この手の話題が出てくるたびにLINE Payに寄せて欲しいと思う派。いや、LINE PayをなくさずPayPayと使い方が違うというということで、是非並行運用して欲しいです。
何故かというとソーシャルコミュニケーションの間にシームレスで割って入ってるデジタル決済がLINE Payしかないから。PayPayにもソーシャルコミュニケーションはありますが、タイムラインがない。誰それと決済したって情報しか流れてこない。LINEは様々なタイムラインがあって、決済情報はその一つ。ヒトとゆるく繋がる必然において金銭のやりとりが、一つの小宇宙で済むのは便利なはずなんですがと外野ながらに考えます。
2.TVer・若生社長に聞く「テレビ変革期」の映像配信
現状のTVerに足りないのは「滞留していただく」要素です。要は、見たいコンテンツを見てすぐサービスを離れる……という「直行直帰」じゃない形です。
TVerが観たいんじゃなくて、なにかしらのコンテンツが観たいからですしね。となると、記事文中にあるように「TVerが“TVの国会図書館”のようになれば」という集約自体が便益にしないとで。ただ、それだと新聞にとってのYahoo!ニュースみたいに、動画としての新たなY!ニュース的なものを産み出さないかとも思うんですけどね。
3.雑誌が与える影響。雑誌とコミュニティが再び結びつく未来とは?
未来の雑誌は、読者と編集者が共に作り上げるコミュニティであり、それぞれのライフスタイルや価値観を共有し、交換する場になるべきである。
雑誌というか、メディアってそのまま言い換えちゃっていい。手段が紙じゃなくたっていい。そういう意味で、注目の消化としての価値や、所有の価値ではなく、繋がり=コミュニティを価値換算したビジネスにしないといけないのであると改めて。
4.作り手にリスペクトを
情報の伝え手であるプラットフォームをキャリアで3度(livedoor ニュース、GREE ニュース、SmartNews)やったことあるBizDevとしてとても大事にしているのが、作り手にリスペクトを。作り手からコンテンツをお預かりして受け手たるユーザに伝えているんだよという意識もたないといけない一心でやってました。
でね、それでいうとTwitterも伝え手であり、そのユーザも伝え手であるわけなんですよ。あくまでこの考えを元にいうならば、面白動画とか可愛い動画的なのをリツイートする気にはとてもならない。そういうTwitterアカウントはホントに元ソースにリスペクトを持ってるかどうか。細かい話ですが、こういうのもメディアリテラシーだと思う次第。
5.「テレビにもラジオにも出ないアナウンサー」というアナウンサーがいまして、最近こんなことを考えている、という話。
「表に出ている制作者」そのスタンスがなければ、アナウンサーとしての責任を果たせない、そう伝えていきたいと改めて思いました 。
数年前よりコメンテーター職をちょいちょいやらせてもらってたので、アナウンサー職の知人がわりといる身として面白かった記事でした。すでにAIの読み手がいるなかでアナウンサーという職はどうあらねば議論は数年前からあれこれありましたしね。
自分からすればアナウンサーもクリエイターの一業態です。AIがクリエイターの仕事をどんどん取っていきますが、だからこそ、そのクリエイターとしての面白味、矜持その他はなんですかって言語化できることから。そうなれば、伝え手は受け手に確実に伝えられる。
6.城戸康裕、格闘技特有の過激な煽り文化に苦言「大谷翔平選手は絶対しない」「何とかしないと」
「こんなことで俺は伸ばしちゃいけないと思っている。魔裟斗さんだったり佐藤嘉洋さんに俺はちゃんと敬意をもって接してきた。『おい、武田幸三!』って言うわけない。俺はこれ(過激なあおり文化)を何とかしないといけない! 俺はそういうことを言ってる人は完全に無視。これが1番鎮火するかなと思う。
注目の消費としての価値はあるんですが、そんなアテンションエコノミーは今どきの広告クライアントからすると余計なわけですよ。そんなん絶対にコミュニティ的な価値換算にならない。
伝え手も作り手も勇気をもって文脈が大してない注目の消費を辞めましょう、と。ゴシップも同様です。
7.「メディア」が伝えたこと(中野区立歴史民俗資料館に行ってきた)
本当にたまたま、道に貼られていた区からのお知らせ掲示板で見かけて。はい、掲示板という伝え手によって、受け手たる自分に届きましたよと言うことで行ってきました。
展示はこじんまりした感じです。でも、よくまとめられてます。新聞のウエイトが高いですが、テレビもラジオも雑誌も中野区だけでは完結しないですしね。江戸から明治そして昭和前期にかけての流れを再学習した感じになりました。
8.ホームに時刻表がない! 経費削減で続々撤去 値上げしてるのに…これってあり?<ニュースあなた発>
西武鉄道の広報担当者は本紙の取材に「スマートフォンの普及で時刻表のニーズが少なくなり、固定費削減の観点から撤去を決めた」と説明する。
「スマホの充電がなくなったら困るじゃないか」という意見もありますが、スマホの電池残量問題はそもそも個人で帰結する話では、と。鉄道会社関係なくないですか、と。
サーチコミュニケーションとして、スマホがなかった時代に駅に行けば検索できるという利便性があったけど、スマホ登場で取って代わられたのであれば、「駅においてある時刻表」は必要ないよね、というのは、ビジネス上の判断としてはいいと思うんですよね。そもそも時刻表を検索したいと思うタイミングはいつで、どの量が必要かというとで考えないといけない話だとは思うんですが。
9.久々にテキストを書いてみて
リハビリが必要だな、これは笑。でもまあ、毎週日曜夕方にやってるオンライン英会話の後に書く、と、カレンダーに予定入れたので、続けます。
編集後記
ちょうど10年前、ハフポスト日本版が世に出たんですよ。社会人人生、いろいろ作ったりなんだりしてきましたが、一番思い入れのある仕事。現状、関わりはなにもないですが、続けてくれている現行スタッフには感謝しかありません。
Twitter : 松浦シゲキ
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